SE推進室では、新しく開発中の製品（部品）をより性能良く、より作りやすい形状に仕上げていく業務を行っています。弊社が扱う鉄・アルミを素材とした自動車部品の中で、私はアルミのインシュレータのSE業務と製品設計を行っています。

SE（Simultaneous Engineering：サイマルテニアス・エンジニアリング）とは、設計・生産技術・調達・仕入先等の関連部署との連携により同時並行で開発を行うことです。これにより、設計・製造・販売のプロセスを順にたどる従来の商品開発の進め方と比較して、開発期間の短縮、コスト削減が期待できます。

私たちは、より良い製品を作る為に、開発段階から自動車メーカー様や社内の後工程と調整し、品質の作り込みを行っています。自分たちの業務の成果が、数年後発売される新しい自動車に反映されることを肝に銘じ、より良いものづくりを心掛けています。

インシュレータは、自動車のボデー部品と排気管の間に存在する遮熱板です。周辺部品がすでに決まっていることが多く、形状の自由度が低いこと、アルミは軽量ですが鉄よりも伸びにくいことなどから、難しい設計になることもありますが、その分やりがいもあります。

車が好き・CATIA（CAD）が好き・テクノエイトの方々が面白いという理由で入社しました。信頼する上司や支えて下さる周りの方々と共に、日々奮闘しています。ピンチを笑いに変えて前向きに対応していくテクノエイトの体質が好きです。

テクノエイトに興味を持って下さったら、どなたでも大歓迎です。会社説明での社員が面白かった、面接官が面白かった、敷地内が意外に緑が多くてきれいだったなどなど、何でも構いません。ご縁があって入社されたら、どの部署でも人との関わりは欠かせないので、分からないことや迷っていることは、どんどん周りに相談してほしいです。